六甲男声合唱団は1954年、柚花昭を中心とした神戸大学グリークラブOBにより設立されました。 その後神戸大学以外の他の大学OBあるいは一般の合唱大好き人間も参画してオーソドックスな男声合唱団に成長しました。
1954年1月結成後、同年5月の関西合唱連盟春季大合唱祭に出場しロシア民謡を歌って鮮やかなデビューを飾りました。 以来、幾多の苦節を乗り越えて2014年11月に60周年記念定期演奏会を神戸新聞松方ホールにて開催し内外から好評を博しました。
60有余年の活動を経て現在は充実期に入っております。活動の舞台も国内外に大きく拡げ団員も40名を超えるまでに成長しました。 他校出身者も3割近く加わり単なる同窓会合唱団ではなくいわゆる一般の合唱団になっています。
音楽監督兼指揮者と持ち味の異なる2名の団内指揮者に率いられ充実した活動振りは団史上かつてない高揚期を迎えているといってもよいと思います。 2000年と2003年にフランス、2005年にドイツ、そして2018年に台湾への海外演奏旅行を大成功裡に終え、 国内においても隔年開催の定期演奏会、毎年開催の「四つの男声合唱の集い(ANCORの会)」 および隔年開催の「旧三商大(一橋大学、大阪市立大学、神戸大学)OB男声合唱団交歓演奏会」 など多彩な活動を続けています。